テールフィン時代のアメリカ車
本体2,400円+税
A5判/176頁/978-4-87687-387-6/2021年9月発売
1950年代のアメリカ車は、魅力的に見せるためデザインに力が入れられ、世界の自動車メーカーに影響を与えたテールフィンの流行に至った。テールフィンの生みの親ともいえるGMのハーリー・アールをはじめ、主要メーカーのカースタイリング部門についても触れながら、この時代のアメリカ車の変遷を詳しく紹介する。巻頭には1948年から1962年までのテールフィン付きモデルを中心に構成したカラー口絵も収録。
※本書は、『テールフィン時代のアメリカ車』(2001年7月25日初版発行)の内容を再検討して大きく修正を加え、さらに1948年から1962年までのテールフィン付きのモデルを中心に構成した、32ページにわたるカラー口絵を追加収録して、大幅に改訂を加えた増補二訂版です。
日本のオート三輪車史
本体1,800円+税
A5判/197頁/978-4-87687-381-4/2021年2月発売
日本の高度成長期に、懸命に働く人々のエネルギーを象徴する輸送機関であったオート三輪車は、廉価で積載量を多くするという要望に応えるべく、参入メーカーそれぞれの個性に応じて、進化を重ねていった。本書では、ダイハツ、マツダ、くろがね、ヂャイアント、オリエント、サンカー、アキツを中心として、戦前の動向を踏まえて詳細に紹介する。
※本書は、『懐旧のオート三輪車史』(2000年刊)に、その後に発見された資料の追加や、三輪自動車に関する生産・届出台数、登場する車種の主要索引などを収録し、改題して刊行する改訂版です。
小型・軽トラック年代記 改訂版
本体1,800円+税
A5判/216頁/978-4-87687-372-2/2020年2月発売
戦前に日本独特の自動車として発展したオート三輪車をはじめ、戦後にブームとなった軽三輪。さらには日本の経済成長とともに各メーカーが開発にしのぎを削った小型・軽トラック。本書では、トラックの変遷が最も顕著であった1904年から1969年までの小型・軽トラックが、どのように開発されたのかを、当時の社会状況を含め、豊富な写真とともに解説する。本書は2006年刊行の同書から、トラックの誕生からの変遷が最も顕著である第1章から第5章(1904年から1969年)を抜粋してまとめ、巻末には、その間の主要メーカーの沿革一覧を収録して資料性を高め、価格を抑えた普及版として刊行。
初代クラウン開発物語 トヨタのクルマ作りの原点を探る
本体1,800円+税
A5判/187頁/978-4-87687-340-1/2015年7月発売
クラウン誕生60周年! 戦後日本の「モノ作り」の礎となり、日本車を代表する存在となったクラウンはどのようにして生み出されたのか?
競合他社が海外メーカーと技術提携で乗用車開発を進めるなか、トヨタはあえて”日本人の頭と腕” で純国産の自動車を開発するというイバラの道を選んだ――。本書は、初代クラウン開発責任者へ徹底取材をした唯一の書籍で、1991年初版刊行時には多くの反響を呼び、この開発過程は2003年にNHK「プロジェクトX」でも放映。今回、新たに発掘した貴重な資料と文献を収録し、増補改訂版として刊行。
【編集部より】今回の刊行の経緯をお伝えします!詳しくはこちら