コロナとブルーバードの時代
本体2,000円+税
A5判/193頁/978-4-87687-399-9/2022年10月発売
戦後日本の自動車メーカーが、本格的に世界へ進出するまでに成長してゆく過程を、2台の代表車種をとおして描く、決定版!
戦後の日本の自動車メーカーのなかで、トヨタと日産は群を抜いた存在であった。その両雄が真っ向から対決したのがコロナとブルーバードの車両開発であり、販売競争は、当時「BC戦争」などと称されて、大きな話題となった。本書では、それぞれ開発プロセスを辿ることで、日本の自動車メーカーが国際的なレベルのクルマをつくるようになっていく経過を、詳細に解説する。
※本書は2007年8月13日に刊行した『コロナとブルーバードの時代』記載内容の再確認を実施して、写真資料を追加するとともに、カバーデザインを一新して刊行する新訂版です。
テールフィン時代のアメリカ車
本体2,400円+税
A5判/176頁/978-4-87687-387-6/2021年9月発売
1950年代のアメリカ車は、魅力的に見せるためデザインに力が入れられ、世界の自動車メーカーに影響を与えたテールフィンの流行に至った。テールフィンの生みの親ともいえるGMのハーリー・アールをはじめ、主要メーカーのカースタイリング部門についても触れながら、この時代のアメリカ車の変遷を詳しく紹介する。巻頭には1948年から1962年までのテールフィン付きモデルを中心に構成したカラー口絵も収録。
※本書は、『テールフィン時代のアメリカ車』(2001年7月25日初版発行)の内容を再検討して大きく修正を加え、さらに1948年から1962年までのテールフィン付きのモデルを中心に構成した、32ページにわたるカラー口絵を追加収録して、大幅に改訂を加えた増補二訂版です。
日本のオート三輪車史
本体1,800円+税
A5判/197頁/978-4-87687-381-4/2021年2月発売
日本の高度成長期に、懸命に働く人々のエネルギーを象徴する輸送機関であったオート三輪車は、廉価で積載量を多くするという要望に応えるべく、参入メーカーそれぞれの個性に応じて、進化を重ねていった。本書では、ダイハツ、マツダ、くろがね、ヂャイアント、オリエント、サンカー、アキツを中心として、戦前の動向を踏まえて詳細に紹介する。
※本書は、『懐旧のオート三輪車史』(2000年刊)に、その後に発見された資料の追加や、三輪自動車に関する生産・届出台数、登場する車種の主要索引などを収録し、改題して刊行する改訂版です。
小型・軽トラック年代記 改訂版
本体1,800円+税
A5判/216頁/978-4-87687-372-2/2020年2月発売
戦前に日本独特の自動車として発展したオート三輪車をはじめ、戦後にブームとなった軽三輪。さらには日本の経済成長とともに各メーカーが開発にしのぎを削った小型・軽トラック。本書では、トラックの変遷が最も顕著であった1904年から1969年までの小型・軽トラックが、どのように開発されたのかを、当時の社会状況を含め、豊富な写真とともに解説する。本書は2006年刊行の同書から、トラックの誕生からの変遷が最も顕著である第1章から第5章(1904年から1969年)を抜粋してまとめ、巻末には、その間の主要メーカーの沿革一覧を収録して資料性を高め、価格を抑えた普及版として刊行。