エンジン開発への情熱
本体2,000円+税
A5判/201頁/978-4-87687-403-3/2023年3月発売
技術が成熟へと向かうなかで姿を消したエンジンや技術を紹介することで、その進化の過程をたどる。
技術が成熟へと向かう過程において、姿を消したエンジンや技術は、決して劣っていたわけではなく、メーカーが優位性を示そうと、生き残りをかけて取り組んだ、飽くなき挑戦の記録である。本書では、技術者が試行錯誤を繰り返しながら、歴史に名を刻んだエンジンを紹介することでその変遷を知る、温故知新となる書。
※本書は、本書は、『ユニークなエンジンの系譜』(2007年3 月12日刊行)の内容の再確認を実施し、改題のうえカバーデザインを一新して刊行する新装版です。
改訂新版 ターボチャージャーの性能と設計
本体6,000円+税
A5判/480頁/978-4-87687-400-2/2022年12月発売
さらに重要になるターボチャージャー技術!
刊行以来ロングセラーの本書の内容を大幅に刷新した「改訂新版」として刊行!
温室効果ガス排出量を実質ゼロとする、カーボンニュートラルの実現を目指す中でも、ターボチャージャー技術の活用は、陸上輸送用原動機はもちろんのこと、燃料電池など数多くの分野に裾野を広げている。本書は、内燃機関やターボチャージャーの研究・開発に長年従事してきた著者が、その原理から設計、組立、品質に至るまでを詳細に解説する。
※本書は、『ターボチャージャーの性能と設計』(2014年2月28日刊行)の全面的な内容の
再検討と、新たな項目の大幅な追加を実施した改訂新版です。
自動車用エンジン半世紀の記録
本体2,600円+税
A5判/293頁/978-4-87687-392-0/2022年2月発売
戦前の技術の流用から始まった戦後の乗用車用ガソリンエンジンは、弁形式の進化を始めとした高性能化が進み、排出ガス規制なども乗り越え、さらなる高効率を求めて発展を続けてきた。本書はその変遷を、時代やクラス別に詳細に紹介する。
※本書は『自動車用エンジン半世紀の記録』(2000年刊行)から、20世紀後半に登場した、ハイブリッド用を除いた主要な国産乗用車用ガソリンエンジンの変遷に的を絞った、第1章から15章を抜粋し、内容の再確認や図版の変更などを実施して刊行する改訂版です。
自動運転の技術開発
本体2,000円+税
A5判/160頁/978-4-87687-391-3/2021年12月発売
世界が自動運転の開発を競う中、日本でも遂に自動運転(レベル3)の実用化で話題に!
自動車会社で自動運転の研究開発責任者だった著者が、その発展の足跡を詳細に解説!
自動運転の概念の起源から発展の歴史をたどり、高齢者運転などでも注目される、運転支援システムにつながる基礎研究や開発過程を、豊富図版とともに分かりやすく紹介。開発技術者はもちろん、自動運転に興味のある一般の方にもおすすめ。
※本書は2019年に初版を刊行した同書のカバー装丁を、自動運転のイメージをより具体的に伝えるデザインに一新した、新装版です。
HKS流エンジンチューニング法
本体2,400円+税
A5判/248頁/978-4-87687-390-6/2021年11月発売
チューニング部品の開発やモータースポーツ活動などを展開するHKS(エッチ・ケー・エス)。本書では、様々なエンジン部品が、最適にその役割を果たすようにして、性能向上を目指すチューニング法を、HKSの創業者である著者が紹介する。市販車のエンジンポテンシャルを引き上げ、さらに磨き上げるための技術と経験を惜しみなく披露した、不朽の書。
※本書は1995年12月18日に初版を刊行した同書の内容の再確認を実施するとともに、著者の長谷川浩之氏とともにチューニング部品の開発やモータースポーツ活動を展開し、2016年に2代目社長に就任した水口大輔氏の巻頭言を新たに加え、カバーデザインを一新した増補二訂版です。
レーシングエンジンの徹底研究
本体2,800円+税
A5判/272頁/978-4-87687-383-8/2021年4月発売
究極のエンジンとは“神様”がつくったエンジン。“神様”がつくったエンジンは自然の摂理にかなったエンジンである-という設計哲学を持ち、数々の名エンジンを設計した著者が、レーシングエンジンを素材として設計やチューニングの王道を伝授する。電動化が叫ばれ、内燃機関の環境負荷が取りざたされる昨今の風潮の中、エンジンの可能性を指し示す。次世代エンジンの開発にも通じる不朽の名著。
※本書は2002年刊行の『新版 レーシングエンジンの徹底研究』の内容の再確認を実施し、カバー装丁を一新して刊行する、新装版です。
走りの追求 R32スカイラインGT-Rの開発
本体2,000円+税
A5判/200頁/978-4-87687-382-1/2021年3月発売
1989年に登場したR32スカイラインは、本来のあるべき姿を取り戻すべく、「走りの復活」を目指し、様々な新技術を導入して開発された。さらに16年ぶりに登場したGT-Rは注目を集め、レース活動でも活躍を遂げた。本書は、開発主管自身が、スカイラインを生み出したプリンス自動車の頃から、R32開発に至る経緯、実際の開発過程を詳細に解説する。
※本書は2016年刊行の同書の巻頭に、著者・伊藤修令による「スカイラインにかける想い」を、さらに巻末には、2020年に著者が「日本自動車殿堂入り」をした際の資料を追加収録した、増補二訂版です。