プリンス自動車の光芒
本体2,800円+税
A5判/233頁/978-4-87687-417-0/2024年5月発売
【日産自動車創立90周年】 立川飛行機と中島飛行機の航空技術者が中心となって設立されたプリンス自動車は、独自の技術力を生かして数々の先駆的な自動車を開発し、レースの舞台でも大活躍した。本書は、著者の長年の取材をふまえ、プリンス自動車の誕生から終焉まで、その栄光と苦難に満ちた足跡を、多数の図版とともに解説する。
※本書は2021年刊行の『プリンス自動車の光芒 増補二訂版』をベースに、日産自動車が創立90周年を迎えたのを機に、本文の内容はそのままに、カバーデザインを一新した新装版です。
日本のオート三輪車史
本体2,000円+税
A5判/197頁/978-4-87687-408-8/2023年8月発売
日本の高度成長期に、懸命に働く人々のエネルギーを象徴する輸送機関であったオート三輪車は、廉価で積載量を多くするという要望に応えるべく参入メーカーそれぞれの個性に応じて、進化を重ねていった。本書では、ダイハツ、マツダ、くろがね、ヂャイアント、オリエント、サンカー、アキツを中心として、戦前の動向を踏まえて詳細に紹介する。巻末には三輪自動車に関する生産・届出台数、登場する車種の主要索引などを収録。
※本書は2021年刊行の『日本のオート三輪車史』のカバーデザインを、関連書である2023年7月刊行の『小型・軽トラック年代記』と統一することで、愛蔵する楽しみにも適した、新装版です。
ポルシェの生涯
本体2,800円+税
A5判/192頁/978-4-87687-407-1/2023年7月発売
自動車の発展期に生きた偉大な自動車設計者フェルディナント・ポルシェ。絶対的なスピードへの挑戦と安価で高性能な大衆車の実現という「夢」を持ち、ローナー・ポルシェからVWまで多くの車を生み出し、ポルシェ356誕生へと導いた。本書では国内外の学術論文や文献をベースとして、ナチス政権に翻弄されながらも一人の自動車工学者としてフェルディナント・ポルシェの辿った生涯を紹介する。
※本書は2008年10月刊行の同書の、記載内容の再確認を実施して、写真資料を追加するとともに、カバーデザインを一新して刊行する新訂版です。
コロナとブルーバードの時代
本体2,000円+税
A5判/193頁/978-4-87687-399-9/2022年10月発売
戦後日本の自動車メーカーが、本格的に世界へ進出するまでに成長してゆく過程を、2台の代表車種をとおして描く、決定版!
戦後の日本の自動車メーカーのなかで、トヨタと日産は群を抜いた存在であった。その両雄が真っ向から対決したのがコロナとブルーバードの車両開発であり、販売競争は、当時「BC戦争」などと称されて、大きな話題となった。本書では、それぞれ開発プロセスを辿ることで、日本の自動車メーカーが国際的なレベルのクルマをつくるようになっていく経過を、詳細に解説する。
※本書は2007年8月13日に刊行した『コロナとブルーバードの時代』記載内容の再確認を実施して、写真資料を追加するとともに、カバーデザインを一新して刊行する新訂版です。
テールフィン時代のアメリカ車
本体2,400円+税
A5判/176頁/978-4-87687-387-6/2021年9月発売
1950年代のアメリカ車は、魅力的に見せるためデザインに力が入れられ、世界の自動車メーカーに影響を与えたテールフィンの流行に至った。テールフィンの生みの親ともいえるGMのハーリー・アールをはじめ、主要メーカーのカースタイリング部門についても触れながら、この時代のアメリカ車の変遷を詳しく紹介する。巻頭には1948年から1962年までのテールフィン付きモデルを中心に構成したカラー口絵も収録。
※本書は、『テールフィン時代のアメリカ車』(2001年7月25日初版発行)の内容を再検討して大きく修正を加え、さらに1948年から1962年までのテールフィン付きのモデルを中心に構成した、32ページにわたるカラー口絵を追加収録して、大幅に改訂を加えた増補二訂版です。