クルマのメカニズム

エンジン用材料の科学と技術

山縣 裕著

本体2,800円+税

A5判/240頁/978-4-87687-348-7/2016年10月発売

省資源の観点からもますます重要になるエンジン用の材料について、わかりやすく解説。電気自動車など次世代動力源の開発者も必見です!
エンジンのメカニズムと素材(材料)との関係についてわかりやすく解説することで、材料技術や生産技術の開発ポイントを基礎から学べる。本書は、実務経験者が材料学や機械工学の学生や興味のある方へ機械構造に使われる一通りの材料技術を高レベルで伝授する。大学での教科書や副読本として、最適の書。

自動車用ガソリンエンジンの設計

石川義和著

本体4,000円+税

A5判/304頁/978-4-87687-342-5/2015年11月発売

若手エンジニアや学生に向け独自の設計・開発力を習得する技術を徹底解説!
ガソリンエンジンは実用性の高さから、当面、その地位は揺るがないと考えられる。本書では、メーカーのエンジン設計者として30機種を越える新型エンジンを開発した著者が、基本設計に的を絞り、実践的な思考手法を詳細に説明する類書のない書籍。プロを目指すエンジニア待望の書。

軽自動車における低燃費技術の開発 スズキのモノづくり哲学と技術創造

スズキ株式会社常務役員 笠井公人監修/御堀直嗣著

本体1,600円+税

A5判/157頁/978-4-87687-341-8/2015年7月発売

今人気の軽自動車「ハスラー」や「ワゴンR」が多くの方々に選ばれる大きな理由である、「スズキ独自の低燃費技術」をわかりやすく解説した初めての書!
コストが厳しく制限される軽自動車において、価格上昇を抑えながらもユニークな”低燃費技術”を開発したスズキの技術陣。割高となってしまうハイブリット車とは一味ちがう「エネチャージ」や「エコクール」などの独自技術について、スズキ技術陣の監修のもと、わかりやすく解説します。これらの技術は、昨年1年間で、10万台以上の販売を記録した「ハスラー」をはじめ、多くのモデルで採用されており、これから軽自動車の購入を考えている方にもオススメ!
【編集部より】本書の刊行の経緯をお伝えします! 詳しくはこちら

名作・迷作エンジン図鑑 その誕生と発展をたどる

鈴木 孝著

本体2,400円+税

A5判/240頁/978-4-87687-329-6/2013年8月発売

70年ぶりに十和田湖で引き揚げられた一式高等練習機「天風」エンジンやユンカースの飛行機エンジンも紹介!
長年エンジン開発に携わり、名著『エンジンのロマン』を記した著者が、船舶、航空、自動車、戦車、機関車など、各ジャンルから、「名作」エンジンと「迷作」とも呼べる個性的なエンジンを選び、その誕生と発展を、詳細なイラストとともにていねいにわかりやすく解説する。

ガソリンエンジンの高効率化 低燃費・クリーン技術の考察

飯塚昭三著

本体1,600円+税

A5判/152頁/978-4-87687-325-8/2012年10月発売

マツダ(スカイアクティブ)、ダイハツ(ミライース)など、「エコカー」と呼ばれる低燃費でクリーンなクルマの登場には、エンジンの飛躍的な進化がある!
現在のガソリンエンジンは、燃料を制御しながら噴射する「直噴」の普及とバルブコントロールなどの各種機構との協調により、急速に進化している。
本書では、主要な機構について、多くの写真や図版を収録し、わかりやすく解説する。

バルブタイミング エンジン性能の決め手

藤沢公男著

本体2,000円+税

A5判/215頁/978-4-87687-319-7/2011年10月発売

エンジンのチューニングに関して重要となるカムシャフトやバルブタイミングの基本から応用までを、チューニングのプロが実践的な視点からわかりやすく解説。エンジンの基礎からていねいに説明しているので、初心者から上級者までモータースポーツを楽しみたい人に絶好の書。新装版。

ATの変速機構及び制御入門

守本佳郎著

本体2,000円+税

A5判/200頁/978-4-87687-315-9/2011年1月発売

1939年、GMによって実用化されたAT(オートマチック・トランスミッション)は現在変速機の主流となっている。本書は、クルマの性能面で重要なATについて構造や機能、変速制御などを含め多角的に解説する。新装版。

ディーゼルエンジンの機構的特性

浅妻金平著

本体2,000円+税

A5判/210頁/978-4-87687-312-8/2009年9月発売

ガソリンエンジンは自動車用に限定されるが、ディーゼルエンジンは農耕用からトラック・バス・土木建設車両、船舶用とその動力源としての多様性は類をみない。ディーゼルエンジンの基礎知識から発展の足跡、それを支えた燃料噴射機器技術、ターボチャージャー技術、電子制御が不可欠に至った過程などを、経験的・理論的に判り易く詳述する。

世界と日本のFF車の歴史

武田隆著

本体2,000円+税

A5判/236頁/978-4-87687-310-4/2009年5月発売

今では殆どのクルマがFF車(エンジン前置き・前輪駆動)となり、RRやFR車は大型車やスペシャリティカーの限られるようになった。FF車は省エネ・走行安定性・室内空間の確保・車両のコンパクト化などの優位性を持ち、クルマの進化を牽引した。『ミニ』をエポックとする世界各国のFF化への流れを克明に辿り、エンジン配置方式からみた自動車の世界史。

日産V型6気筒エンジンの進化

瀬名智和著

本体2,000円+税

A5判/208頁/978-4-87687-306-7/2008年11月発売

83年日本初のV型6気筒VGエンジンが搭載されたセドリックが発売され、以来実に4半世紀以上、現在も進化を遂げつつスカイラインR35GT-R用VR38エンジンまで命脈を保つV6エンジンの軌跡を詳細に辿る。VG型からVQ型へ更にVQ-HR型へと進化したこのエンジンの開発プロセス・コンセプトが如何にエンジニアの深い思慮と苦闘の賜物かを知る。