クルマのメカニズム

ロードスター メンテナンスブック 二訂版
1989~1997

編 者:リブビット・クリエイティブ

本体2,000円+税

A5判判/160頁/978-4-87687-370-8/2019年12月発売

「足回り」「エンジン関係」など、項目別に多くの写真で、手入れの手順を紹介する。本書では、プラグコードやバッテリーなど、経年劣化が分かりやすい「消耗品」は対象外として、こまめなメンテナンスによって、トラブルの発生頻度を抑える方法を詳しく解説する。初心者から上級者まで、自分でできるメンテナンス入門書。
※本書は、2011年8月10日に初版が刊行された『ロードスター メンテナンスBOOK』(三樹書房刊行)をもとに、各メンテナンス項目で紹介される交換パーツ代金を更新、さらに内容全体の再確認を実施して、二訂版として刊行したものです。

自動車工学の基礎理論
エンジン・シャシー・走行性能

著 者:林 義正

本体2,400円+税

A5判判/240頁/978-4-87687-369-2/2019年10月発売

日産で、日本車初のデイトナ優勝マシンのエンジンなど数々のエンジン設計を手掛け、その後大学教授として学生とともにル・マンに挑んだ著者による、自動車工学の入門書。「なぜ?」「どうして?」事象をめぐる様々な質問に、材料力学、機械力学、流体力学、熱力学の4力学を駆使して、明快に回答していく。全体で400点にも及ぶ著者手描きの図版で、難解な力学理論が視覚的に理解できる。若手エンジニアや学生に最適の書。

R32スカイラインGT-R レース仕様車の技術開発

著 者:石田宜之 山洞博司

本体2,000円+税

A5判/212頁/978-4-87687-366-1/2019年7月発売

「走りの復活」を目指して日産技術陣が開発した、スカイラインGT-Rは1989年に発売され、現在でも高い人気を誇る。これをベースに開発されたレース仕様車は、レース活動で大活躍し、その偉業は今でも多くのファンを中心に語り継がれている。本書ではレース仕様車の開発に携わった当事者が、エンジンや車体、シャシー関係などについて、多くの図版とともに解説する。

入門講座 4WD車の研究

著 者:庄野欣司

本体1,800円+税

A5判/221頁/978-4-87687-364-7/2019年5月発売

4WD車は、エンジンの動力を4つの車輪に伝えるメカニズムをもち、その車輪を駆動して、様々な状態の道路で走行を可能とするシステムで、ジープに代表されるように古くからの歴史をもつ技術である。本書では、基本的なメカニズムから走行特性などについて、システムの種類別に、多くの図版を駆使して、実務経験者がわかりやすく詳細に解説する。

基礎から学ぶ 高効率エンジンの理論と実際

飯島晃良著

本体2,000円+税

A5判/161頁/978-4-87687-361-6/2018年12月発売

「どのようにすれば燃費が良くなるのか?」「異常燃焼はなぜ起こるのか?」
著者は大学で熱力学、内燃機関などの講義を担当し、高効率エンジンのための燃焼研究に従事する現役の教員。だからこそわかる、エンジン開発に必要な技術を得るために、身につけなければならない基本的な原理を詳しく伝授。この分野に興味のある方にも概要が理解できるように、巻末には本書内容の理解に役立つ重要用語解説を収録。

乗用車用ガソリンエンジン入門

林 義正著

本体2,800円+税

A5判/232頁/978-4-87687-360-9/2018年10月発売

日産自動車で、排出ガス規制クリアの新技術を満載したZ型エンジンの開発をはじめ、「ルマン24時間レース」への挑戦など、様々な分野で活躍する著者が、その知識と経験をもとに語る入門書。ガソリンエンジンの歴史や概要、構造、性能、排出ガスなどについて、クルマとその技術に興味のある方々や、将来に技術者を目指したい方々に向けて、図版を多用した類書の少ないわかりやすい技術解説書。
1995年刊行後に品切れていた同書を、復刊のご要望にお応えして刊行する新装版。

ロータリーエンジンの20年
開発初期の経緯とその技術的成果

監修:大関 博
著者:大関 博 柴中 顕 磯村定夫 田窪博一 本田泰夫 船本準一 山本修弘

本体2,400円+税

A5判判/232頁/978-4-87687-357-9/2018年6月発売

1982年刊行の同書の新装版。マツダの現役技術者たちが、当時最新であった6PIまでのロータリーエンジンの機構と進化、そして開発の経緯を自ら綴った貴重な一冊。世界で唯一、マツダが量産に成功し、半世紀以上が経過した今も国内外で高く評価されている自動車用ロータリーエンジンの開発史を、後世にも語り継ぎたいとの思いで復刻したのが本書である。開発初期メンバー「四十七士」の一人、達富康夫氏による巻頭言も新たに収録。「飽くなき挑戦」を旨に、様々な壁を乗り越えていった開発初期の技術者たちの真実の姿が、時を超えて今、ふたたび蘇る。

自動車用材料の歴史と技術

井沢省吾著

本体2,000円+税

A5判/212頁/978-4-87687-352-4/2017年8月発売

自動車のエコ化のために進化を続ける材料について、自動車部品メーカー現役技術者が分かりやすく解説します!
自動車に用いられている肝となる材料は、その性能を決定するうえで重要度を増している。本書では、鉄やアルミニウム、プラスチック、貴金属、セラミックスなどから、溶接や塗装、メッキに至るまで、自動車用材料に関する基本的な知識を、図版などを多用して、自然なかたちで分かりやすく理解できるように解説する。

古今東西エンジン図鑑 その生い立ち・背景・技術的考察

鈴木 孝著

本体2,400円+税

A5判/232頁/978-4-87687-349-4/2017年1月発売

「失敗」とされていたエンジンが、実は「開発には成功」していたなど、驚きの「新事実」も平易な技術解説で収録!
長年、エンジンの開発に携わった著者の執筆で、ロングセラーの『名作・迷作エンジン図鑑』の第2弾! 航空、自動車、船舶、戦車、汎用から個性的エンジンを発掘、そのエンジン誕生の時代的背景や技術的問題など、詳細なイラストとともに、丁寧にわかりやすく解説! 今回は要望の高かった航空エンジンを多く取り上げている。

エンジン用材料の科学と技術

山縣 裕著

本体2,800円+税

A5判/240頁/978-4-87687-348-7/2016年10月発売

省資源の観点からもますます重要になるエンジン用の材料について、わかりやすく解説。電気自動車など次世代動力源の開発者も必見です!
エンジンのメカニズムと素材(材料)との関係についてわかりやすく解説することで、材料技術や生産技術の開発ポイントを基礎から学べる。本書は、実務経験者が材料学や機械工学の学生や興味のある方へ機械構造に使われる一通りの材料技術を高レベルで伝授する。大学での教科書や副読本として、最適の書。