エンジンの振動・騒音低減技術
本体3,800円+税
A5判/304頁/978-4-87687-428-6/2025年4月発売
快適性や信頼性に大きな影響を及ぼす振動・騒音への対策技術を、ヤマハでエンジン開発に長く従事してきた著者が、多数の図版とともにわかりやすく語る
エンジンは、その効率性と社会的要求を両立させながら進化を遂げている。なかでもその振動・騒音への対策は、二輪や四輪のみならず、汎用の分野においても、ますます重要となる技術課題である。本書は、エンジン開発や振動・騒音対策に長く従事してきた著者が、課題克服のために積み上げられてきた技術について、従事者をはじめ、広く興味のある方にも、多数のイラストで幅広い視点からわかりやすく解説する。
エンジンチューニングを科学する
本体2,400円+税
A5判/217頁/978-4-87687-426-2/2025年2月発売
数々の傑作エンジンを設計・開発し、大学で数多くの後進を育成した著者がその基本的性質を科学的かつ明快に伝授!
カムシャフト、シリンダー、オイルポンプ、バルブなど、エンジンが持つ基本的性質を知るために、そのチューニングの例題103問を通して、さまざまな構成部品の役割、特性、扱い方などについて、イラストを多用して解説。初心者からより深く知りたい人までに適した格好の書。
※本書は2020年10月14日に刊行した『エンジンチューニングを科学する』の品切れにともない、カバーデザインを一新して刊行する新装版です。
増補二訂版 車両運動性能とシャシーメカニズム
本体3800円+税
A5判/376頁/978-4-87687-418-7/2024年7月発売
大手自動車メーカーで、一貫して「走る」「曲がる」「止まる」走行性能の向上に貢献してきた著者が綴る、シャシーメカニズムの解説書。平易な文章と多数の図版で、人間が“意のままに操れる”高性能で安全な車を実現させるためのサスペンションやステアリング、ブレーキなどのシステムの基本、目指すべき方向性などが理解できる。1994年の初版刊行以来、この分野の入門書として技術者のみならず広く読みつがれ、その後、近年飛躍的に進歩した電子制御技術など最新の技術・機構を加筆した増補二訂版とした、ロングセラーの新装版。
※本書は『増補二訂版 車両運動性能とシャシーメカニズム』(2020年2月22日発行)の内容の再確認を実施し、カバーデザインの一部を変更して刊行する新装版です。
自動車のサスペンション
本体3,000円+税
A5判/252頁/978-4-87687-413-2/2024年1月発売
シ ョックアブソーバの専門メーカーである、カヤバの開発者自らが、広範囲にわたり解説する価値ある書。
リンクやばね、スタビライザ、ショックアブソーバ、ブッシュなどにより構成され、乗心地や操縦性・安定性を高度なレベルで成立させているサスペンションは、様々な部品が互いに密接に関連し合って構成されている。開発者自らがその構造、基礎理論、要素部品から電子制御サスペンションに至るまで、その詳細を多数の図版とともにわかりやすく紹介する。
※本書は『自動車のサスペンション 構造・理論・評価』(KYB株式会社編、2013年10月25日発行)の内容はそのままに、編者の会社名表記を変更、さらに製本方法をページが180度近くまで開き、強度に優れた「PUR製本」に改め、読者の利便性を向上させた新装版です。
日産V型6気筒エンジンの進化
本体2,400円+税
A5判/217頁/978-4-87687-410-1/2023年10月発売
【日産自動車創立90周年記念刊行】日本初のV型6気筒となるVGエンジンは、FF車への搭載も視野に入れた、軽量・コンパクトなエンジンとして開発された。その後継として、社運を賭けて開発されたVQエンジンは、徹底的に出力性能、重量、コストのバランスを追求し、VQHR、VR30DDTTエンジンへと進化を続けている。本書は、日産自動車で数多くのエンジン設計に従事した著者が、自身の経験を踏まえ詳細に解説する。
※本書は2008年刊行の同書の内容を再確認して修正を加えるとともに、最新の情報を序章として追加、著者名を筆名から本名へと改め、カバー装丁を一新して刊行する増補新訂版です。
自動車の走行原理
本体2,600円+税
A5判/247頁/978-4-87687-405-7/2023年5月発売
世界初の四輪操舵の実用化や先進安全自動車の開発に従事した著者が、自動車の「走る」「曲がる」「止まる」の基本の仕組みをわかりやすく解説!
自動車をより気軽に操作できるようになったのは、先人たちによる改良と進化の歴史があったからである。本書では、自動車の挙動を理解して安全に操作するために、その基本的な動きの仕組みと、さらには安全技術の歴史を、豊富な図版とともに詳しく説明する。従事者のみならず、免許取得を目指す人や広く興味がある一般の読者にも役立つ書。
エンジン開発への情熱
本体2,000円+税
A5判/201頁/978-4-87687-403-3/2023年3月発売
技術が成熟へと向かうなかで姿を消したエンジンや技術を紹介することで、その進化の過程をたどる。
技術が成熟へと向かう過程において、姿を消したエンジンや技術は、決して劣っていたわけではなく、メーカーが優位性を示そうと、生き残りをかけて取り組んだ、飽くなき挑戦の記録である。本書では、技術者が試行錯誤を繰り返しながら、歴史に名を刻んだエンジンを紹介することでその変遷を知る、温故知新となる書。
※本書は、本書は、『ユニークなエンジンの系譜』(2007年3 月12日刊行)の内容の再確認を実施し、改題のうえカバーデザインを一新して刊行する新装版です。