ジェットエンジン史の徹底研究
本体2,800円+税
A5判/289頁/978-4-87687-396-8/2022年7月発売
軍用のみならず民間航空機で活躍して進化を続けるジェットエンジンの変遷について、開発当事者ならではの視点で、その足跡を詳細に解説する。
1939年にドイツで初飛行、その後各国で開発が進められたジェットエンジンは、戦後に急速な発展を遂げ、航空機の主要な動力源となっている。本書は、国産ジェットエンジン開発者として、様々な技術革新に挑んだ著者が、技術的進化の過程を、豊富な写真や図版を駆使して、詳細に解説する。
※本書は2013年6月刊行の同書の内容を再確認し、カバーデザインを一新して刊行する新装版です。
航空機を後世に遺す
本体2,400円+税
A5判/272頁/978-4-87687-356-2/2018年4月発売
日本最大規模の航空博物館である「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の創設と歩みを、当時の実務者が語る。地元ゆかりの航空機をはじめ、実験機や試作機など、極めて珍しい国産機の収集に奔走する著者の目を通し、歴史の証人である航空機たちを後世に遺す意義を改めて考える。名機たちの現役時代はもちろん、修復途中の写真も多数掲載する他に類書のない一冊。資料的価値が高く、同時に航空ファンにとっても魅力溢れる内容となっている。
『航空機を後世に遺す』が、本書に掲載した航空機「N-62型機」を製造した(株)ジャムコの社内報「はばたき」で紹介されました!
歴史のなかの中島飛行機
本体1,800円+税
A5判/224頁/978-4-87687-350-0/2017年4月発売
自動車メーカー「SUBARU(スバル)」の前身、中島飛行機 創立100周年記念刊行!
大企業と肩を並べる規模を誇った中島飛行機はどのようにして急成長を遂げたのか? 本書では、日本の航空黎明期の歴史にさかのぼり、中島知久平というたぐい稀な人物の生き方を通じて、その発展の軌跡とともに、敗戦の苦難を乗り越え、戦後の自動車産業にスバルの百瀬晋六氏、プリンス(後に日産自動車)の中川良一氏、ホンダの中村良夫氏等の突出した技術者を輩出することになった経過を語る。【2002年刊行の同書の巻末に、新たに資料を加えた増補新訂版】
古今東西エンジン図鑑 その生い立ち・背景・技術的考察
本体2,400円+税
A5判/232頁/978-4-87687-349-4/2017年1月発売
「失敗」とされていたエンジンが、実は「開発には成功」していたなど、驚きの「新事実」も平易な技術解説で収録!
長年、エンジンの開発に携わった著者の執筆で、ロングセラーの『名作・迷作エンジン図鑑』の第2弾! 航空、自動車、船舶、戦車、汎用から個性的エンジンを発掘、そのエンジン誕生の時代的背景や技術的問題など、詳細なイラストとともに、丁寧にわかりやすく解説! 今回は要望の高かった航空エンジンを多く取り上げている。