クルマの歴史

コロナとブルーバードの時代
RT40型と510型の隆盛までを中心として

著 者:桂木洋二

本体2,000円+税

A5判/193頁/978-4-87687-399-9/2022年10月発売

戦後日本の自動車メーカーが、本格的に世界へ進出するまでに成長してゆく過程を、2台の代表車種をとおして描く、決定版!

戦後の日本の自動車メーカーのなかで、トヨタと日産は群を抜いた存在であった。その両雄が真っ向から対決したのがコロナとブルーバードの車両開発であり、販売競争は、当時「BC戦争」などと称されて、大きな話題となった。本書では、それぞれ開発プロセスを辿ることで、日本の自動車メーカーが国際的なレベルのクルマをつくるようになっていく経過を、詳細に解説する。

※本書は2007年8月13日に刊行した『コロナとブルーバードの時代』記載内容の再確認を実施して、写真資料を追加するとともに、カバーデザインを一新して刊行する新訂版です。

目 次

第1章 戦後のトラック中心時代の乗用車開発
第2章 本格的な乗用車の誕生
第3章 コロナの登場による競争時代の開始
第4章 ダットサンブルーバードの誕生と2代目コロナの登場
第5章 コロナによる巻き返しとブルーバード410型の誕生
第6章 3代目コロナRT40型の開発とその成功
第7章 革新的なブルーバード510型の登場
第8章 コロナとブルーバードの変身
第9章 その後のコロナとブルーバード