飛行機

ジェットエンジン史の徹底研究
基本構造と技術変遷

著 者:石澤和彦

本体2,800円+税

A5判/289頁/978-4-87687-396-8/2022年7月発売

軍用のみならず民間航空機で活躍して進化を続けるジェットエンジンの変遷について、開発当事者ならではの視点で、その足跡を詳細に解説する。

1939年にドイツで初飛行、その後各国で開発が進められたジェットエンジンは、戦後に急速な発展を遂げ、航空機の主要な動力源となっている。本書は、国産ジェットエンジン開発者として、様々な技術革新に挑んだ著者が、技術的進化の過程を、豊富な写真や図版を駆使して、詳細に解説する。

※本書は2013年6月刊行の同書の内容を再確認し、カバーデザインを一新して刊行する新装版です。

目 次

第1章 ジェットエンジンの基本原理と分類
第2章 世界各国におけるジェットエンジンの出現
第3章 第2次世界大戦以降のジェットエンジンの急速な発展
第4章 ターボファンエンジンの出現(低バイパス比ターボファンの誕生)
第5章 高バイパス比ターボファンエンジンの発展
第6章 戦闘機もターボファン化(アフターバーナー付きターボファンの定着)
第7章 新分野への挑戦
第8章 第4世代エンジンへの発展
第9章 環境に優しいエンジンを目指して
第10章 環境に強く、信頼性の高いエンジンを目指して
第11章 将来動向