図説 バイク工学入門
本体2,400円+税
A5判/232頁/978-4-87687-388-3/2021年10月発売
エンジン、タイヤ、シャシー、サスペンション、ブレーキといった、バイクを構成する重要部品はもちろん、操縦安定性やアライメント、空力など、ライディングに不可欠なメカニズムについて、豊富な図版を駆使して解説する。バイクやタイヤの開発テストに携わり、レース活動を経てジャーナリストとして活躍する著者が、ライダーに贈る、楽しく乗り、そして上達を目指すための入門書。
※本書は1994年12月刊行の同書の内容を再確認し、カバーデザインを一新して刊行する、新装版です。
目 次
第1章 エンジン性能と走行性能
1.エンジン性能曲線図
2.走行性能曲線図
3.データには載らない性能もある
第2章 バイクの操縦安定性
1.バイクの倒れないわけ
2.遠心力とそのバランス
3.旋回中のバランスとステア特性
4.ライディングと荷重コントロール
5.バイクの挙動を表す用語
第3章 タイヤの科学
1.ハンドリングとタイヤの関係
2.グリップ力
3.キャンバースラストとコーナリングフォース
4.タイヤに働いている力
5.タイヤの構造と種類
第4章 ディメンジョン
1.ステアリング回りのアライメント
2.リヤスイングアーム回りのジオメトリー
3.ホイールベース
4.ホイール径
5.ライディングポジション
6.重量バランス
第5章 シャシー剛性
1.剛性
2.フレーム剛性
3.剛性レベルと剛性バランス
第6章 サスペンション
1.サスペンションの働き
2.サスペンションの力学
3.フロントフォーク
4.リヤサスペンション
第7章 ブレーキ
1.ブレーキングの力学
2.ブレーキ効力
3.ブレーキに求められる特性
4.ブレーキのニューメカニズム
第8章 バイクの空力
1.走行中のバイクに働く空気六分力
2.抗力
3.揚力
4.横力
第9章 エンジンの諸元と特性
1.4ストロークエンジン
2.2ストロークエンジン
3.エンジンのバランス
4.バイクの性格に与える影響