トヨタ博物館に新設された「日本自動車殿堂コーナー」を見学しました。その様子をお伝えします(レポート:編集部)
三樹書房/グランプリ出版の両社が、その運営に協力しているNPO法人日本自動車殿堂のコーナーが、2024年3月30日から愛知県長久手市のトヨタ博物館で公開されることになった。今回、私たちは関係者として新設されたコーナーを見学する機会を得たので紹介したい。
この「日本自動車殿堂コーナー」は常設展示として、トヨタ博物館に来館された一般の方々にもいつでも見学いただけるようになっている。
展示場所は、本館のエレベーターで上がった3階で、3階正面に展示されているトヨペット クラウンRS型と共に設置されている。
日本自動車殿堂の活動内容や理念などが書かれたプレートとともに、モニターでは歴史遺産車を紹介した映像も見ることができる。英語表記もあり外国からの来館者にも配慮している。
今まで殿堂入りされた「殿堂者」の方々、歴史に残すべき「歴史遺産車」は、「日本自動車殿堂紹介コーナー」の展示スペースに掲示されたQRコードから日本自動車殿堂のオフィシャルサイトにアクセスして、その詳細を確認することができる。
歴代殿堂者の中から、トヨタ関係者の殿堂者方たちの略歴やトロフィーなども展示されている。「日本自動車殿堂コーナー」の中央にあるブロンズ色の胸像は、トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏。
■トヨタ博物館へのアクセスについて
今回、東京からトヨタ博物館への車でのアクセスが各段に良くなっていることを実感しましたのでお伝えします。
私たちは早朝に東京駅近くで集合して出発。首都高速道路から東名高速道路(100㎞/h制限)および新東名高速道路(120㎞/h制限)を経由して約350㎞を4時間ほどで走り、トヨタ博物館に到着できました。館内の展示などを見学して午後4時ごろ出発して午後9時前には東京に戻ることができました。これは高速道路の最高速度制限が緩和されたことに加えて、トヨタ博物館の入口付近まで高速道路が延伸されていることが大きな要因といえます。ドライバー交代が可能であれば、東京から車で余裕を持った日帰りも可能になったと感じました。
(まとめ:編集部)