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2024年5月4日(土)と5日(日)にエムウェーブ(長野県長野市)で「Gulfながのノスタルジックカーフェスティバル」(ノスタルジックカーフェスティバル実行委員会主催)が開催されました。その様子をお伝えします。(レポート:編集部)

2024年5月4日(土)と5日(日)にエムウェーブ(長野県長野市)で「Gulfながのノスタルジックカーフェスティバル」(ノスタルジックカーフェスティバル実行委員会主催)が開催されました。その様子をお伝えします。(レポート:編集部)

このイベントは毎年5月の連休中に開催されているノスタルジックカー(旧車)のイベントです。
イベントに参加する車両は年々増加していて、今回は400台を超える過去最大規模の参加台数となりました。

今年の特別企画は2つあり、1つ目は「劇中車の世界展」と題し、ドラマや映画に登場した車両が展示されていました。例えば、「ウルトラセブン」に登場したポインター号、「バックトゥーザフューチャー」のタイムマシンとなったデロリアン、「あぶない刑事」に登場した2代目レパードをはじめとした刑事ドラマに登場した車両などが集まりました。
2つ目は「フェラーリ木製モデラー山田健二の世界」です。山田氏ご本人も登場されて、1/6モデル17作品や絵画も多数展示されていました。

また、会場では「令和6年能登半島地震」復興支援チャリティーオークションが2日間ともに開催されました。参加者や出展者から多くの商品提供があり、ノスタルジックカーフェスティバルの代表者の関始(せき・はじめ)氏と自動車ライターの西川淳氏の進行のもと、多くの寄付が集まりました。2日間で集まった総額は直接の寄付も合わせて399,816円となり、全額石川県に義援金として寄付されるとのことでした。(マイクを持った中央の人物が関始氏)

ここからは、参加されていたノスタルジックカーの中から、目を引いたクルマを紹介します。

6代目トヨタ・クラウンの2ドアハードトップ

「あぶない刑事」の劇中車として話題となった2代目日産レパード

数多く展示されていたオートバイの中で注目を集めていた1台。なぜこのモデル(試作車/プロトタイプ)が現存しているのか不明だけれども、説明文にはこのホンダCB750FOUR(K0)は、アメリカのカリフォルニア州で発見された車体と記載されていた

運転席側にスライドドアを採用した3代目スズキ・アルトのスライドスリム

新旧のいすゞピアッツァ

5代目スカイラインGTの特別仕様車「スカイロード」

トヨタスタウト(手前)と日産パトロール

三樹書房/グランプリ出版もブースを出店し、新刊書籍に加えて、懐かしいクルマの写真やF1マシンなどのイラストのパネルを販売しました。

お客様と話す機会も多く、久しぶりに参加した方のお話では、以前と比べて規模も大きくなっているとのことでした。
実際に展示車両を見ても、旧車の中でも比較的新しいクルマもあり、参加者の間口が広く、多くの人が楽しめるイベントであると感じました。
そして参加者の皆さんも公式発表の「1年ぶりの大同窓会」というコメント通り、年に一度の“お祭り”を楽しんでいるように見えました。