【新刊情報】『プリンス自動車の光芒』(増補二訂版 新装版)を2024年5月下旬に刊行します。
この度弊社では、2024年5月下旬に『プリンス自動車の光芒』(増補二訂版 新装版)を刊行します。
戦後、立川飛行機と中島飛行機の航空技術者が中心となって設立されたプリンス自動車は、独自の技術力を生かして、スカイラインなどの高性能車を開発し、レースの舞台でも活躍しました。本書は、自動車の開発史を数多く執筆している著者が、プリンス自動車の誕生から、日産自動車と1966年に合併するまでの栄光と苦難に満ちた足跡を、関係者への取材も含め詳細に解説します。日産自動車が創立90周年を迎えたのを機に、2021年刊行の増補二訂版をベースとして、レースで活躍した代表的なプリンス車を掲載したカバーに一新して刊行する新装版です。
『プリンス自動車の光芒』(増補二訂版 新装版)
桂木洋二著
A5判 233ページ 定価:3,080円(本体2,800円+税)
ISBN978-4-87687-417-0
【目次】
プロローグ・財産は「技術力」
第1章 立川飛行機からの独立・自動車に賭ける「たま」
第2章 電気自動車時代の「たま」の活動
第3章 旧中島飛行機エンジン部門・富士精密の動向
第4章 富士精密によるガソリンエンジンの開発
第5章 「たま」による「プリンス」号の完成と発売
第6章 「たま」と富士精密の合併
第7章 プリンスセダンからスカイラインへ
第8章 エンジン出力の向上と初代グロリアの登場
第9章 5か年計画と村山工場の建設
第10章 フラットデッキスタイルの新型グロリアの誕生
第11章 新エンジンの開発とグロリアスーパー6
第12章 ファミリーカー2代目スカイラインの誕生
第13章 スカイライン2000GTとR380のレースでの活躍
第14章 突然の日産との合併
第15章 1960年代に誕生したニッサン・プリンス車
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