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【新刊情報】『架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話』を2024年4月下旬に刊行します。

【新刊情報】『架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話』を2024年4月下旬に刊行します。

この度弊社では、2024年4月下旬に『架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話』を刊行します。

トラックをはじめとする多くの商業車は、乗用車のように自動車会社によって完成品まで製作されることは少なく、多くは自動車会社から出荷されたシャシを、架装物の専門会社によって組み合わされて完成しています。そのような架装車両は使用目的に応じて、自動車会社と架装物会社の協力により、様々な種類が製作され、活躍しています。

本書は、自動車メーカーで国内外の架装車両の企画・製作に長年携わってきた著者が、架装の種類、製作上のポイントから法令、海外事情までをわかりやすく解説しています。架装車両に携わろうとする方はもちろん、広く興味を持つ方への格好の入門書です。ぜひ、ご活用をいただければ幸いです。

『架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話』
綾部政徳 著
A5判 212ページ 定価:3,080円(本体2,800円+税)
ISBN978-4-87687-416-3

【目次】
はじめに

第1章 商業車のビジネス
1 トラックは生産財
2 シャシから車両へ
3 商業車のビジネスに関わる法律・規制
1)寸法と重量
2)運転免許
3)都市乗入れ制限
4)税制
4 認証と登録
1)日本の車両認証制度
2)海外の状況
3)補足 完成車

第2章 商業車の分類 はこぶ車とはたらく車
1 はこぶ車
1)平ボディ
2)キャブバッククレーン付き平ボディ
3)ドライバン
4)側方荷役車(側面開放車)
コラム 右か左か?(1)『後ろ扉はどちら開き』
5)温度管理車
6)ダンプトラック
7)コンクリートミキサー
コラム 右か左か?(2)『ドラムの回転方向』
8)脱着式荷台
9)トラクタ(セミトラクタ)
10)タンクローリー
11)荷役省力機械
2 はたらく車
1)塵芥車
2)高所作業車
3)消防車
4)コンクリートポンプ車
5)汚泥吸引車(強力吸引車)
6)フレーム付きフロントエンジンバス

第3章 架装検討と架装性
1 ボディの大きさとホイールベース
1)モジュールとユニット
2 搭載検討と重量検討
3 搭載検討の実際
1)既存シャシと新規ボディの組み合わせ
2)既存のボディとの組み合わせ

第4章 ボディ搭載
1 搭載工事
1)シャシ可動部の間隔
2)熱影響
3)工事の禁止事項
4)サブフレームと締結
2 改造工事(ホイールベース延短長)
1)フレーム改造方法
2)プロペラレイアウト

第5章 架装物への動力供給
1 エンジン直接駆動
1)冷凍コンプレッサ
2)ジェネレーター(ACG)
2 PTO/ 種類と特徴
1)フロントPTO
2)フライホイールPTO
3)中挟みPTO
4)トランスミッションサイドPTO
5)トランスミッションリアPTO
6)トランスファーPTO
コラム 右か左か?(3)『エンジンはどちら回り』
3 PTOの必要出力とコントロール
1)架装物の駆動(ギアポンプ)
2)直接駆動仕事
3)走行ガバナと特装ガバナ
4)もう少しガバナのはなし
5)外部アクセルコントロール

参考文献/参考資料
謝辞

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