2023年11月4日(土)と5日(日)、岡山県の岡山国際サーキットにおいて、昨年に続きマツダファンフェスタ2023が開催されました。当日は好天で、レース参加者のほか、多くの親子連れやマツダファンでにぎわいました。(レポート:編集部)
9月の富士スピードウェイに続き、岡山国際サーキットでもマツダファンフェスタが開催され、西日本のマツダファンやオーナーズクラブが集合した。
今年はル・マン100周年と言うこともあり、1991年のル・マンウイナーであるマツダ787B(写真)、1992年のマツダワークス最後のル・マン挑戦車となったマツダMX-R01が登場。多くのファンが注目していた。
さらに、1982年と1985年のル・マン挑戦車であるマツダRX-7 254(左)、マツダ737C-001(右)も登場。
その他にも様々なレジェンドカーがパドックやレーシングコースで素晴らしいサウンドを響かせてくれた。
もちろんスーパー耐久挑戦中のレースカーとなるカーボンニュートラル燃料、バイオディーゼル燃料で走るマツダスピリットレーシングの2台も登場。
岡山国際サーキットでのマツダファンフェスタでは、恒例のレース(マツ耐など)も開催され、2日間とも早朝から夕方までレースが行われている。
これらのレースは、ナンバー付きの愛車でも参加できることから、個人やチームでチャレンジできるのがうれしい。
また、さまざまなマツダ車のオーナーズクラブも集合。こちらのパレードランも恒例行事となっている。
今年はパレードラン前には、毛籠勝弘社長も入って参加者の集合写真を撮影。
今年はロータリーエンジンにも注目。マツダMX30 ROTARY-EVと8Cロータリーエンジンも展示。
アルミ製ハウジングを持たせてもらったところ、とても軽くて驚いた。
トークイベントではMX30 ROTARY-EV主査とロータリーエンジン開発者2名が登場。マツダのロータリーエンジンへの情熱とその開発には多くの期待が感じられた。
ル・マン100周年にふさわしく、寺田陽次郎さんと『マツダのルマン挑戦ストーリー』(三樹書房刊)の著者でもあるMZレーシング三浦正人さんによるトークショーもあった。
当時の貴重なエピソードを直接聞くことが出来る貴重な機会となった。
ストライダー(自転車)やものづくり体験コーナー、電動RCカー体験など、子どもたちが参加できるコーナーも昨年にも増して大人気だった。
今回の最大の目玉は、やはりマツダ787Bのデモランである。
また、歴代のル・マンカーが同時に走行するシーンは、日本ではめったに見ることが出来ない貴重なシーンとなった。
デモラン前の貴重な一コマ。寺田陽次郎さんとマッドマイクのツーショット。
レースコースでは、サーキットバスツアーも行われた。ツアーバスの横を787Bが走り抜けるというシーンも実現。一番緊張していたのはバスの運転手さんだったかもしれない。
今年もMZレーシングさんのブースで、三樹書房/グランプリ出版の書籍を販売。書店販売では手に入らない特製サインカードなどの特典もあり、多くの方に立ち寄っていただけました。
マツダファンフェスタは、レース参加あり、愛車でのパレードランあり、レジェンドカーのデモランあり、子どもたちの体験コーナーありと、若い人からお年寄り、親子連れまでが楽しめるイベントとして定着していると感じた。