【新刊情報】『日本のオート三輪車史』(新装版)を2023年8月下旬に刊行します。
この度弊社では、2023年8月下旬に『日本のオート三輪車史』(新装版)を刊行します。本書の「オート三輪車の誕生と戦前の動向」の章によれば、国産エンジンを搭載したオート三輪車は、1926年(大正15年)に広島の宍戸オートバイ製作所によってつくられたのが最初であるとされており、およそ100年の歴史を有することになります。
日本の高度成長期にはさらなる発展をとげ、懸命に働く人々のエネルギーを象徴する輸送機関であったオート三輪車は、廉価で積載量を多くするという要望に応えるべく、参入メーカーそれぞれの個性に応じて、進化を重ねていきました。
新装版刊行にあたっては、本書の関連書であり、2023年7月刊行の『小型・軽トラック年代記』と統一のカバーデザインとしました。ダイハツ、マツダ、くろがね、ヂャイアント、オリエント、サンカー、アキツを中心として、戦前の動向を踏まえて詳細に紹介します。
オート三輪車の変遷を分かりやすく解説した書籍として、ご活用いただければ幸いです。
編集部
『日本のオート三輪車史』(新装版)
A5判 197ページ 定価:2,200円(本体2,000円+税)
ISBN978-4-87687-408-8
【目次】
日本特有の輸送機関としてのオート三輪車
常に業界をリードしたダイハツ(発動機製造)
トップメーカーの貫禄と実績・マツダ(東洋工業)
戦前からの伝統を誇るくろがね(日本内燃機)
三菱の一部門としてのみずしま(新三菱重工業)
独自性を発揮したヂャイアント(愛知機械工業)
関東を中心に活躍したオリエント(三井精機工業)
小資本の新興勢力だったサンカー(日新工業)
川西航空機を前身とするアキツ(明和自動車工業)
オート三輪車の誕生と戦前の動向
生産台数の推移
【参考】自動車(新車)新規登録・届出台数の推移
収録車両 主要索引
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