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11月5日(土)、6日(日)に岡山国際サーキットで開催された「マツダファンフェスタ2022」が開催されました。その様子をお伝えします。(レポート:編集部)

11月5日(土)、6日(日)に岡山国際サーキットで開催された「マツダファンフェスタ2022」が開催されました。その様子をお伝えします。(レポート:編集部)


コロナの影響で3年ぶりの開催となった今回のファンイベント「マツダファンフェスタ2022」は秋晴れの中、「MAZDA SPIRIT RACING 共に始めよう」をテーマに開催されました。

マツダからは、モータージャーナリストの竹岡圭氏とデザイナーの前田育夫氏によるモータースポーツへの取り組みの活動発表がありました。

e-スポーツなどバーチャルからリアルレースへ、ナンバー付で参加できるマツダグラスルーツカテゴリーからスーパー耐久へのステップアップへのチャレンジプログラムが発表されました。マツダ車は誰もがナンバー付で参加できるグラスルーツレースで世界シェアがナンバー1だそうです。今回は、e-スポーツへのバックアップだけでなく、マツダグラスルーツカテゴリー(パーティーレースやロードスターカップ)での上位成績者のスーパー耐久レースへのステップアップをサポートするチャレンジプログラムが発表されました。

メーカー開発車両が参戦できるスーパー耐久ST-Qクラスでは、2021年からレースを通じて環境問題(カーボンニュートラル社会)に取り組んでいる様子が紹介されています。


パドック周辺ではトークショー以外にもe-スポーツ体験、親子で楽しめるRCカー体験や二輪車(ストライダー)の試乗なども行われ、幅広い世代が楽しめるサーキットイベントになっていました。

バーチャルサイクリングコーナーでの最高速チャレンジは、大人も子供も参加できました。筆者も「50km/hは楽勝」と思いながら体験しましたが、実際には40km/h台に終わりました。


いよいよ開始されたRX-7のレストアサービスの紹介コーナー。ロータリーエンジンのパーツやボディなどが展示されていました。

新型CX-60の試乗もあり、多くの来場者で賑わいました。

バイオ燃料を使ってスーパー耐久レースに挑戦するマツダのレースカー。今回ベールを脱いだのが左端のMazda3。ナンバーの「55」は、1991年のル・マン優勝車マツダ787Bに付けられていた、マツダにとって大切な番号といえます。


マツダのレガシーとなるレースカーたち。1991年ル・マン優勝車のマツダ787Bをはじめ、マツダ737C、コスモスポーツ、ファミリアロータリークーペの4台が展示されていました。


今回のサーキットでのイベント内容の一部を紹介します。目玉の1つはレーシングドライバーのマッド・マイク氏によるドリフトショー。白煙を上げながらサーキットコースをドリフト走行し、観客を魅了していました。終了後は、カメラにも気さくにポーズをとってくれました。

現在耐久レースで活躍中のマツダ車レースカー(MAZDA 2とロードスター)のデモラン。

2時間半をチームで走るマツダファンエンデュランスレース(通称:マツ耐)では、色々なマツダ車がエントリー。参加者はナンバー付車両でのレースを楽しんでいました。

同じくナンバー付車両で参加できるマツダファンサーキットトライアル。写真は1周のタイムアタックにチャレンジした車たちがピットロードに戻ってきたときの様子です。

さまざまなオーナーズクラブが集まってのパレードラン。今から50年以上前に生産されたコスモスポーツを先頭にレーシングコースを1周しました。






会場には多くのマツダ車が各地からやってきていました。コスモスポーツ、RX-7、RX-8などのロータリー車もたくさん来場していました。
ガルウイングドアを開放して並べているのはAZ-1で、ファンにとってはこの光景も恒例となっているそうです。
スポーツカーに限らず、写真のようにポーターで来場されている方もいました。このように、駐車場では参加者の皆さんがさまざまなスタイルでイベントを楽しんでいます。


販売ブースには、さまざまな店舗が出店し、にぎやかでした。今回は、MZRacingさんのブースで三樹書房、グランプリ出版の書籍も販売していただきました。トークショーのMCをされたモータージャーナリストの竹岡圭さんもブースを訪ねてくださいました。
「マツダファンフェスタ」は、世代や性別、ジャンルを超えてモータースポーツや自動車を身近に楽しめるサーキットイベントとして、これからもぜひ続けていっていただきたいと感じるイベントでした。
三樹書房 編集部