三菱 航空エンジン史 大正六年から終戦まで
本体2,000円+税
A5判/188頁/978-4-87687-351-7/2017年7月発売
三菱による航空発動機研究開始100周年記念刊行!
「零戦」「雷電」など、数々の名機を生み出した三菱が飛行機製作に参入したのは、機体からではなく、発動機(エンジン)からだった。本書は数多くの三菱製航空エンジンと搭載された機体についてその軌跡を語る。後半には、当時の貴重な資料である「三菱航空機略史」の抜粋を掲載し、資料性も高く、読み応えも充分。
■第1篇 開発編
第1章 水冷式発動機
1・大空への道
2・最初の発動機
3・イスパノ水冷式発動機を選定
4・イスパノ200馬力発動機
5・イスパノ300,450馬力発動機
6・イスパノ650馬力発動機
7・イスパノ以外の水冷式発動機
第2章 空冷式発動機
1・空冷式発動機の開発
2・A4発動機
3・A6(震天改)およびA7(震天)発動機
4・A8「金星」発動機
4−1・金星3型発動機
4−2・金星40型発動機
4−3・金星50,60型発動機
5・「瑞星」発動機
6・「火星」発動機
7・A18発動機
8・A20発動機
9・A19,A21発動機
10・その他の航空用原動機
11・太平洋戦争時における制式機の搭載発動機について
12・発動機生産性の向上対策
13・発動機略称一覧表
■第2篇 資料編
「三菱航空機略史」について
第1章 序
第2章 発動機製作所の沿革
第3章 発動機の受注量
参考文献
あとがき