クルマの歴史

戦後モータージャーナル変遷史 自動車雑誌編集長が選ぶ忘れられない日本のクルマ

小田部家正著

本体1,800円+税

A5判/176頁/978‐4-87687-337-1/2015年2月発売

時代を築いてきた日本の名車を編集長として活躍した著者わかりやすく語る!   
日本のモータリゼーションの発展に大きく貢献してきた自動車雑誌の編集長として活躍し、多くの自動車に触れてきた著者が、各時代に登場し社会現象にまでなった日本の名車について、その時代背景もふまえて、多くの図版とともにわかりやすく解説する!

【目次抜粋】
第1章 戦後の日本に希望をもたらした国産乗用車の数々
日野ルノーで運転に目覚め、初代カローラで人生の転機を掴む
 ■上品で落ち着いた雰囲気が印象的であったヒルマン・ミンクス  
 ■軽の原点スバル360。残念ながら富士重工業は54年の軽の歴史に幕を閉じる
 ■国産化を図った日野ルノーでクルマの運転に目覚める  
 ■初めてのマイカーはトヨペット・クラウンRS、5万円でゲットする!  
 ・・・他
第2章 試行錯誤ながら意欲的な高性能車が次々登場した60から70年代
自動車雑誌編集部へ転職し試乗記事に新風を吹き込む
 ■自動車雑誌編集部へ転職。カローラがわたしの人生を変えた!  
 ■一人四役、なんでもこなしたアナログ時代の自動車雑誌編集部員  
 ■3代目クラウンで初体験した名神高速道路長距離試乗テスト  
 ■クラウンには常にトヨタの先進技術が全て注ぎ込まれている!
 ・・・他
第3章 排出ガス対策と低燃費化に英知を結集した国内メーカー
初めて米国大西部を取材しカルチャーショックを受ける
 ■給油に奔走! 悪夢だった1973年の石油ショック  
 ■T型エンジンに魅せられてカローラ1400SLクーペを買う  
 ■強力エンジン搭載でモータースポーツ界を席巻したカローラ・レビン  
 ■カローラで出勤中、あの三億円事件の一斉検問に出合う  
 ・・・他
第4章 乗用車の高級化と多様化が急伸したバブル絶頂期
高性能4WDギャランVR-4と高級車セルシオがCOTYを獲得
 ■前輪駆動化した初代FFファミリアが第1回カーオブザイヤーに輝く  
 ■大衆車から上級小型車まで、続々とFF化された新型車が登場した  
 ■FF車はいいことづくめ、世界市場席捲は自然の成り行きだった  
 ■理想的ファミリーカー、カムリ。いまや世界戦略車に成長  
 ・・・他
第5章 新規格の採用で真の国民車に成長した軽乗用車
RJCの第1回イヤー賞はRX-7とRE生みの親・山本健一氏
 ■ディアマンテ登場の年に出版社を辞しフリーの身となる  
 ■フリーになって最初の仕事がサンディエゴのディアマンテ試乗レポートだった  
 ■自主運営のクルマ選び「RJC」に入会、第1回イヤー賞にRX-7を選ぶ
 ■絶妙な操縦性と魅力的なコクピットでRJC会員を魅了したRX-7  
 ・・・他
第6章 21世紀を席巻する日本のハイブリッドとEV技術
COTYとRJCのダブル受賞は過去に5回もあった
 ■性格の異なるCOTYとRJCだが、ダブル受賞は過去5回もあった!  
 ■ダブル受賞のリーフ、「EVのある生活」をデザインして高く評価される  
 ■2代目マーチは国産乗用車史に残る傑作車。なんといってもデザインがよかった!
 ■複雑だが良くできていた初代プリウスのハイブリッドシステム
 ・・・他 

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