クルマの歴史

企業風土とクルマ 歴史検証の試み

桂木洋二著

本体2,800円+税

A5判/384頁/978-4-87687-316-6/2011年4月発売

1911年に日本初の自動車会社「快進自働車工場」が誕生。この100年の間に、日産やトヨタをはじめとする各メーカーの経営トップはいかに行動し、従業員とともに危機を乗り越えたのか? その会社が持つ文化や特性はクルマづくりにどう影響してきたのか? 長年、ジャーナリストとして自動車業界をつぶさに見つめてきた著者が、長期の取材と関係者の証言をもとに検証し、経営トップの行動を中心に振り返る。

【主な内容】
●自動車メーカーの経営トップに求められる資質
●日産とトヨタの組織的な違い
●日産の労働争議と新型ダットサン、そして川又社長の誕生
●ホンダの独特な組織づくりとレース活動
●豊田英二の社長就任
●ホンダの排気規制への取り組み
●シェアを伸ばした三菱の活動
●経営危機に直面するマツダ
●海外進出に見るメーカーの違い
●日産のルノーとの提携およびゴーンの登場
●存在感を強めるスズキ
......ほか。

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