東京オートサロン2025(スバル)

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1月10〜12日に開催された、東京オートサロン2025。スバルブースは活気がありました。

今回の目玉は、やはりS210の発表です。いちおうまだPROTOTYPEとなっています。S209のあとWRXがモデルチェンジしてから、長い間次作が出てなかったのが、ようやく登場。日本向けモデルではS208以来なので、8年ぶりとなるようです。

出力的にはあまりこだわらないモデルのようです。FA24は、WRX S4の275psから、前型のS4と同じ300psまで引き上げられていますが、トルクは375Nmで据え置きです。

また、トランスミッションはMTではなく、S4と同じCVTのまま。とはいえ、レスポンスのよいスバルパフォーマンストランスミッションであるうえ、CVTのオイルクーラーは付くようなので、速く走るのにストレスはなさそうです。

こちらはニュルブルクリンク24時間の2025年用のマシン。ボディを見るだけでも、実に細かい部分まで空力のためにつくりこまれており、闘うレース車両としてのオーラが感じられます。ボディ後半部のピンクの部分の図柄は富士山ですが、よく見ると裾野部分は昨年と同様のチェッカー柄です。

スーパーGTのBRZ。2025年のマシンで、レギュレーションの変更などがあり、ボディワークも変わっています。

スーパー耐久で2024年から走り始めた車両。どう見てもWRXですが、ハイパフォーマンスXフューチャーコンセプトが正式名称。カーボンニュートラル燃料を使用しています。

2024年に就任したSTIの賚寛海社長が、プレスカンファレンスでは壇上に上がり、今年の抱負を語りました。今回の競技車両の展示はサーキットレースだけでしたが、全日本ラリーでも引き続き新井敏弘選手をサポートするとのことでした。

(レポート・写真:武田 隆)

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