【編集部より】2015年9月25日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、フルモデルチェンジした新型ジャガーXFの受注を開始しました。
2015年9月25日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、フルモデルチェンジした新型ジャガーXFの受注を開始しました。
■現行モデルより190kgの軽量化
初代XFは、2007年(日本市場では2008年)に発売後、約28万台が生産され、ジャガー史上最多となる145の賞を獲得しました。今回の2代目はその資質を受け継ぎながらさらに進化させたものです。技術的な注目点としては、アルミを75%使用した軽量モノコック・ボディ構造により、現行XFよりも190kgの軽量化を達成。ジャガー得意のアルミボディの技術を進化させています。
■インジニウム・ディーゼル・エンジンを搭載
エンジンは、2.0リッター直列4気筒ターボ(240ps、340Nm)、3.0リッターV型6気筒スーパーチャージャー(340/380ps、450Nm)のガソリンエンジンのほか、ジャガー・ランドローバーが設計から生産まで行ったインジニウム・ディーゼル・エンジン(2.0リッター直列4気筒ターボ、180ps、430Nm)も搭載します。これらは8速ATと組み合わされます。
■空力効率を向上
デザインは現行XFの雰囲気を継承し、最新のジャガーらしさを踏襲しながらも、フロントオーバーハングを短くするなどして、ダイナミックなクーペ的スタイルを強調しています。それでいて後席スペースは十分な広さを確保。フロントバンパー部分に開口部を設けるなどして、空力効率はCd値0.26を達成しています。ヘッドライトは、ジャガー初となるアダプティブ・フルLEDヘッドライトを採用しています。
■インフォテインメント・システムを採用
内装もジャガーらしいスタイリッシュなデザインであるいっぽう、10.2インチ静電気タッチスクリーンのインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を採用。さらに、デジタルメーターのほかに、ドライバー専用のフルスクリーン・ナビゲーション・ディスプレイとしても活用できる12.3インチTFTインストルメント・クラスターを備えます。そのほか、電動パワーステアリングや、オールサーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などのドライバー支援システムも標準装備。価格は598万円〜1105万円(消費税込み)となっています。