アウディジャパンは、5月17日に4ドアモデルながらクーペのような流麗なスタイリングと実用的なラゲッジスペースを融合した、全く新たなジャンルのクルマ「アウディA7スポーツバック」を日本市場に導入しました。
全長4990mm×全幅1910mm×全高1430mm、ホイールベース2915mmのボディサイズ。スポーツクーペのような低い全高に極限まで切り詰められた前後オーバーハングが特徴。
アウディならではのスポーティかつ高級感あふれるインテリアには、タッチパッドと電動格納式8 インチ大型モニターを備える最新世代マルチメディアインターフェースやプレミアムサウンドシステムが、標準装備されています。
大きな開口部を持つ電動式リアゲートとステーションワゴン並みの最大積載量1390Lの広大なラゲッジスペースが実現されています。
搭載されるエンジンは、3リッター直噴V型6気筒スーパーチャージャー付き。最高出力(kW(ps)/rpm) 220(300) / 5,250-6,500、最大トルク(Nm(kgm)/rpm) 440(44.9) / 2,900-4,500を発揮し、7速Sトロニックとクラウンギアセンターデファレンシャル採用の最新クワトロシステム(4WD)と組み合わされています。
4ドアのクーペスタイルといえば、メルセデスベンツのCLSが市場を独占していましたが、そのようなスタイリングを受け継ぎながら、5ドアハッチバックとして大きなラゲッジスペースを備えたA7スポーツバックは、その牙城を切り崩すモデルといえるでしょう。
右ハンドル仕様のみが導入され、メーカー希望小売価格は879万円となっています。
(レポート・小堀 和則)