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フランスのP.G.Oが日本市場に導入

オランダのドンカーブートやドイツのYESなどを輸入している株式会社オートリーゼンが、フランスのP.G.Oオートモービル社の正規輸入販売権を取得。3モデルが同時に発表されました。(2月25日・adding:blue)。

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2シーターロードスターの「Speedster2(スピードスター2)」。全長3735mm×全幅1735mm×全高1320mm、車両重量980kgのコンパクトなライトウェイトボディが特徴。このモデルをベースに、よりエレガントに仕上げられた「Cevennes(セバンヌ)」、クーペボディの「Hemere(エムラ)」の3モデルが導入されます。


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上質なレザートリムやスポーティなアルミドアシル、ペダル、シフトノブなどが採用されるインテリア。左/右ハンドル仕様の選択が可能で、5速MTのほかに4速ATも用意されています。


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プジョー製VVT付き2リッター直列4気筒DOHCエンジンをミッドシップに搭載。最高出力140PS/6000rpm、最大トルク20.0kgm/3000rpmを発揮し、0−100km加速で約7秒、最高速度は215kmをマークします。


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P.G.Oは、20年ほど前にPrevot、Gilles、Olivierの3人がレプリカのスポーツカーを作ったことから始まり、2000年に自動車製造業者として許可されたフランス唯一の小型車メーカーです。


熟練したクラフトマンによって1台1台ハンドメイドで製作されるP.G.Oの3モデル。レトロモダンなスタイリングとライトウェイトスポーツの走行性能を両立したモデルに仕上げられており、日本でもエンスージアストの心を捉えることでしょう。

価格(税込)は、スピードスター2とセバンヌが5,197,500円、エムラが4,882,500円です。

レポート・写真:小堀 和則

リポーターについて

武田 隆(たけだ・たかし)

1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科中退。出版社アルバイトなどを経て、自動車を主体にしたフリーライターとして活動。モンテカルロラリーなどの国内外モータースポーツを多く取材し、「自動車アーカイヴ・シリーズ」(二玄社)の「80年代フランス車篇」などの本文執筆も担当した。現在は世界のクルマの文明史、技術史、デザイン史を主要なテーマにしている。著書に『水平対向エンジン車の系譜』 『世界と日本のFF車の歴史』『フォルクスワーゲン ゴルフ そのルーツと変遷』『シトロエンの一世紀 革新性の追求』(いずれもグランプリ出版)がある。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員。

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