日本クラシックカー協会(JCCA)が主催する恒例のニューイヤーミーティングが開催されました。例年以上の賑わいを見せるなか、注目を集めていたクルマやクラブを簡単に紹介します。(青海臨時駐車場特設会場・1月30日)
午前中は晴天の下で開催されたニューイヤーミーティング2011。日本全国から約300台のクラシックカーと85クラブが参加。
ロータス本来の走りを楽しむために設立されたクラブ「GLJR(Group Lotus Japan Racing)」は、25台以上のロータスを出展。
1973年式のポルシェ911T。ナローポルシェの最終型で、2341ccの水平対向エンジンを搭載。
1970年式の三菱ミニカ'70GSS(グランド・スーパー・スポーツ)。ツインキャブレターを採用した2サイクル水冷2気筒エンジンを搭載して最高出力38PSを発揮。
1973年式のクラウン2000ワゴン(MS62型)。スピンドルシェイプを取り入れた独特のデザインが特徴で、クジラクラウンの愛称で親しまれました。
1973年式のスカイライン1800ワゴンスポーティGL(VC110型)。クラブ「スカイラインバンサービス」が出展。
全日本ダットサン会のセドリック130オーナーズクラブは、セドリック発売50周年を記念して歴代のセドリックを出展。
コスモスポーツとロータリーエンジンを敬愛するコスモスポーツオーナーズクラブは、日本だけではなくアメリカやドイツなどでも活躍中。
1973年8月に発足した日野コンテッサクラブは、3台のコンテッサ900を出展。左から初期型、後期型S、後期型。
ミケロッティがデザインしたというオランダ・ダフ社の44。844ccの水平対向2気筒エンジンに無段階変速機(CVT)のバリオマティックを組み合わせていました。
ホンダツインカムクラブが出展したグリフォン。ホンダS600をベースにグラスファイバー製のオリジナルボディを搭載した日本初の公認カスタムカー。
クラブ「BOX Classics」が出展した1975年製キャラバン(VE20型)のキャンピングカー。
まだまだ紹介しきれていないクルマやクラブも多数ありますが、会場の雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。家族やペット連れで参加している方も多く見受けられるアットホームなイベントですので、来年は皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。
(レポート・写真:小堀 和則)