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スズキのMRワゴンがフルモデルチェンジを受けて3代目モデルに

スズキのMRワゴンがフルモデルチェンジを受けて3代目モデルになりました。斬新で個性的なデザインや最新の家電感覚で使えるインテリアに加え、新型エンジンを搭載してクラストップレベルの環境性能を実現しています(1月20日・ホテルニューオータニ)。

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新型MRワゴンと鈴木修代表取締役会長兼社長。
全長3395mm×全幅1475mm×全高1625mm、ホイールベースは2425mm。


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大型テレビのあるリビングのようなリラックスできる室内空間を目指したというインテリア。


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指先でタッチ&スライド操作できるオーディオシステム。USBでデジタルオーディオプレイヤーとの接続も可能。


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スズキの軽自動車のエンジンとしては約16年ぶりとなる新型「R06A型」。写真はNA(自然吸気)で、吸排気側に可変バルブタイミング機構を備え、クラストップレベルの低燃費を実現。最高出力40kW/6500rpm、最大トルク63Nm/4000rpmを発揮。


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ターボチャージャーを装着したR06A型エンジン。最高出力47kW/6000rpm、最大トルク95Nm/3000rpmの高性能と環境性能を両立。


MRワゴンは、スタイリッシュなエクステリアにリラックスできる室内空間を実現した初代、子育て世代のママに応えた2代目、そして今回発表された3代目は、iPhoneやiPadなどの最新デジタル機器を使いこなす若者に向けたクルマとして進化を遂げました。軽自動車に求められているニーズを的確に反映してきたクルマともいえ、今後の販売状況が気になるところです。

レポート・写真:小堀 和則

リポーターについて

武田 隆(たけだ・たかし)

1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科中退。出版社アルバイトなどを経て、自動車を主体にしたフリーライターとして活動。モンテカルロラリーなどの国内外モータースポーツを多く取材し、「自動車アーカイヴ・シリーズ」(二玄社)の「80年代フランス車篇」などの本文執筆も担当した。現在は世界のクルマの文明史、技術史、デザイン史を主要なテーマにしている。著書に『水平対向エンジン車の系譜』 『世界と日本のFF車の歴史』『フォルクスワーゲン ゴルフ そのルーツと変遷』『シトロエンの一世紀 革新性の追求』(いずれもグランプリ出版)がある。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員。

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