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東京オートサロン2011速報

今や新春恒例のイベントになった東京オートサロン2011に出展されていた車両や部品を簡単に紹介します(幕張メッセ・1月14日)。

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サーキット走行専用車両として開発された「ニスモGT-R RC」。世界各国のプロダクションレースに出場することも可能です。


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ホンダアクセスが手がけた「TS-1X」。CR-Zをベース車両に開発されたテストスタディモデルです。


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「GRMN iQレーシングコンセプト」。スーパーチャージャーやロールケージが装着されており,iQならではの一体感のある走りを実現しています。


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先日発売されたスズキ・ソリオとフィンランドのスポーツ機器メーカー「SUUNTO」とのコラボレーションモデル。


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約21年ぶりに第3世代へと生まれ変わったスバルの水平対向エンジン「FB20」型のカットモデル。


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ユーノスロードスター(NA6CE型)をトヨタ200GT風にカスタマイズした「roadstar龍妃(リュウキ)」。


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WIZ国際情報工科大学が製作した「WizコンセプトVハイブリッドサニー」。初代プリウスのハイブリッドシステムをサニートラックに搭載しています。


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日本自動車大学校(NATS)が産学連携によって製作したEV「NATS EVプロトタイプ01」。イタリアのデザインコンペで優勝したというボディデザインも魅力です。


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トヨタ東京自動車大学校が製作した「トヨタスポーツEVツイン」。レストアした「ヨタハチ」に水平対向のツインモーターを搭載しています。


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日本工学院八王子専門学校の自動車整備科とマンガ・アニメーション科のコラボレーションによる「痛車」のポルシェボグスター。


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埼玉自動車大学校はマツダ・ボンゴフレンディをダッジ・ラム風にカスタマイズした「ラムトラ・フレンディ」を出展。

自動車メーカーや大手部品メーカーの出展が年々減っている印象を受けましたが,熱心なクルマファンはまだまだ健在のようです。走りを追求したチューニングカーが少なくなり,カスタムカーの世界にもハイブリッドカーやEVが台頭してきたことは時代の流れといえるでしょう。また,自動車専門学校の生徒が製作した車両も注目を集めていました。

リポート・写真:小堀和則

リポーターについて

武田 隆(たけだ・たかし)

1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科中退。出版社アルバイトなどを経て、自動車を主体にしたフリーライターとして活動。モンテカルロラリーなどの国内外モータースポーツを多く取材し、「自動車アーカイヴ・シリーズ」(二玄社)の「80年代フランス車篇」などの本文執筆も担当した。現在は世界のクルマの文明史、技術史、デザイン史を主要なテーマにしている。著書に『水平対向エンジン車の系譜』 『世界と日本のFF車の歴史』『フォルクスワーゲン ゴルフ そのルーツと変遷』『シトロエンの一世紀 革新性の追求』(いずれもグランプリ出版)がある。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員。

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