クルマのメカニズム

ロータリーエンジンの20年
開発初期の経緯とその技術的成果

監修:大関 博
著者:大関 博 柴中 顕 磯村定夫 田窪博一 本田泰夫 船本準一 山本修弘

本体2,400円+税

A5判判/232頁/978-4-87687-357-9/2018年6月発売

1982年刊行の同書の新装版。マツダの現役技術者たちが、当時最新であった6PIまでのロータリーエンジンの機構と進化、そして開発の経緯を自ら綴った貴重な一冊。世界で唯一、マツダが量産に成功し、半世紀以上が経過した今も国内外で高く評価されている自動車用ロータリーエンジンの開発史を、後世にも語り継ぎたいとの思いで復刻したのが本書である。開発初期メンバー「四十七士」の一人、達富康夫氏による巻頭言も新たに収録。「飽くなき挑戦」を旨に、様々な壁を乗り越えていった開発初期の技術者たちの真実の姿が、時を超えて今、ふたたび蘇る。

目 次
ロータリーエンジンの概要と基礎知識
ロータリーエンジンの原理・構造と特徴
ロータリーエンジン開発の経緯
ロータリーエンジンの主要技術
ロータリーエンジン搭載車の実例と特徴
ロータリーエンジン車のドライビング&メンテナンス
ロータリーエンジンのチューニング
ロータリーエンジンの今後